日本の国立公園は、土地の所有に関わらず指定を行う「地域制自然公園制度」を採用しています。大雪山国立公園における土地所有者の特徴は、国有地の割合が高く、私有地の割合が少ないことです。
○国有地 主に国有林 (面積 214,466ha)
○公有地 主に北海道有林、市町有林 (面積 10,199ha)
○私有地 主に私有林 (面積 2,099ha)
国立公園は、環境大臣が自然公園法に基づき指定し、国が直接管理する自然公園です。
大雪山国立公園の管理は、下記の事務所が担当しています。
○環境省 北海道地方環境事務所
○大雪山国立公園管理事務所 6名(所長 1名、国立公園保護管理企画官等 3名、自然保護官補佐 2名)
○東川管理官事務所 2名(管理官 1名、自然保護官補佐 1名)
○上士幌管理官事務所 2名(管理官 1名、自然保護官補佐 1名)
国立公園及び国定公園の保護とその適正な利用の推進のため、管理者(環境省又は都道府県)に協力して、利用者に対し公園利用の際の遵守事項、マナー、事故防止等の必要な助言及び指導を行うとともに、必要な情報の収集及び提供を行っている。
国立公園パークボランティアは、国立公園の適正な保護と利用の推進に寄与するボランティア活動を行う団体で、環境省が設置しています。
大雪山国立公園パークボランティアは、平成元年に層雲峡・旭岳地区で、平成4年に東大雪地区と十勝岳地区で発足したボランティアレンジャーが、平成5年に全地区を併合して結成されました。
国立公園の維持のための登山道整備や美化清掃、自然保護活動、自然解説活動などを行っています。
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北海道庁から任命され、すぐれた自然環境の保全を図るため、自然公園の保護管理や利用者の指導、公園施設の維持管理などを行っています。
北海道庁から任命され、「北海道生物の多様性の保全等に関する条例」で指定された動植物の生育・生息状況の調査や指定外来種の防除、違法な捕獲・採取の監視を行っています。