大雪山国立公園は北海道の中央部に位置し、陸域では日本最大(神奈川県の面積に近い広さ)の国立公園です。豊かな森林、高山植物の大群落、あるいは極地にも似た冬期間の厳しい寒気など、自然環境の多様な地域にあり、氷河期の生き残りといわれるエゾナキウサギ゙や高山蝶、あるいはヒグマなどの生息地にもなっています。山麓には豊富な温泉が湧き出ていて、層雲峡、勇駒別、天人峡、ぬかびら源泉郷など各地の温泉は同国立公園探勝の絶好の根拠地となっています。 このホームページでは、大雪山国立公園に訪れたことのない方々にも公園の魅力や見所を分かり易くお伝えできるよう、下記のコンテンツを用意しておりますので、是非ご一読の上、お越し下さい。山登り以外にも、温泉、博物館、湖沼・滝やお祭り等があり、楽しくお過ごし頂けます。
大雪山を楽しもう | 大雪山国立公園の主な観光地・見所のほか、モデルコース等を御紹介しています。 |
モデルルート | 大雪山国立公園の自然の迫力や美しさを体験してもらいたく、自然や歴史文化にふれあえる場所をつなぎ、日帰りコースや宿泊コースなど、旅行計画にあったおすすめプランを紹介します。 |
フォトギャラリー | 大雪山国立公園の雰囲気を掴んで頂くことができます。 |
関連リンク | 各自治体のホームページへのリンクがあり、自治体のページから各観光協会等のページにもアクセスできます。 |
大雪山国立公園は北海道の最高峰「旭岳」を主峰とする大雪山連峰を中心として、現在も活動を続ける火山を含んだ山岳を中心とした原始性豊かな国立公園です。トウムラウシ山から十勝岳連峰、あるいはニペソツ山・ウペペサンケ山、石狩連峰や然別湖をいだく然別火山群などを含んだ地域、すなわち北海道の屋根と呼ばれる一体が大雪山国立公園に指定されています。 これらの山岳は、2,000m前後の高さですが緯度が高いため本州の3,000m級の山岳に匹敵する高山環境を持ち、山の広がりは実に雄大です。山頂部では、真夏でも大きな雪渓・雪田が残り、豊富な高山植物がいたる所に華麗なお花畑を作り出しています。 このホームページでは、主要山岳の解説のみならず、大雪山での登山にあたって必要な心得や予備知識等も御紹介していますので、山に行かれる前にご一読下さい。また必要に応じて山や林道等の状況については、電話で関係機関に問い合わせる等して、最新の情報を把握するようにお願いいたします。
大雪山を楽しもう | 大雪山国立公園の主な山岳を、地図や標準タイムスケジュール等も含め、御紹介しています。 |
登山の心得 | 自然環境の保全のために、登山者の方々に御留意頂きたい事項をまとめています。 |
登山の予備知識 | 大雪山で安全に登山して頂くために、登山者の方々に御留意頂きたい事項をまとめています。 |
大雪山国立公園は2,000m前後の高さですが、緯度が高いため本州の3,000m級の山岳に匹敵する高山環境を持ち、山頂部では真夏でも大きな雪渓・雪田が残り、豊富な高山植物がいたる所に華麗なお花畑を作り出しています。また、山麓部には、エゾマツ・トドマツを主体とした亜寒帯の針葉樹林が広がり、その見事な森林景観はこの地域の原始性に欠くことの出来ない要素になっています。さらに氷河期の生き残りといわれるエゾナキウサギやウスバキチョウ・アサヒヒョウモン、高山蝶、あるいはヒグマ・エゾシカなどの大型哺乳類、クマゲラ・シマフクロウなどの希少な鳥類の生息地にもなっています。 このように恵まれた自然環境にあるため、古くから様々な学術研究活動も展開されています。大雪山国立公園連絡協議会では、大雪山国立公園研究者ネットワークの御協力も得ながら、こうした学術研究の成果や動向を追いつつ、最新の知見を様々な形で提供中です。
大雪山の大自然 | 大雪山国立公園の大自然について、多少専門的な解説を含めて御紹介しています。 |
研究者ネットワーク | 大雪山国立公園研究者ネットワークの概要を御紹介しています。同ネットワークのオリジナルページは こちら。 |
研究成果集 | 大雪山国立公園を対象に実施された各種学術研究の成果を収集しています。論文リストもご活用下さい。 |
大雪山国立公園連絡協議会は地方自治体を構成員として、各種事業を実施しています。また、山岳関係者により登山道や山小屋等の施設の維持管理、外来種の駆除等の自然保護活動も精力的に展開されています。本ホームページでは、それらに係る情報も下記コンテンツにて提供しています。