ひがし大雪自然館からの情報です
登山口への作業道は道の状況が悪いため当面の間ゲートが閉鎖されます。登山口まで片道2km歩きます。
前天狗手前に100m程度の雪渓が2箇所あります。例年よりは少なめ。雪が固いためアイゼンがあった方が安心です。
前天狗の携帯トイレブースは設置済み。クマ鈴などヒグマ対策は必須です。
ユニ石狩岳、石狩岳登山口へ通じるシンノスケ迂回林道は、8月16日までの雨のため、三国峠側の国道入口から3kmの地点で道路が決壊しており、国道入口でゲートを閉鎖施錠し通行止めとされています。3kmから先の区間については調査中であり、復旧の見通しは立っていません。
※お知らせが遅くなりました。8月28日に通行可能となりました。
8/10時点
最近、糠平~幌加周辺でのヒグマの目撃情報が相次いでいるようです。
登山でお越しになる際は、複数人で行動する、熊鈴を着用する、熊スプレー等の対策道具を持ち歩く、薄暗い時間帯の行動を控える等、警戒と対策を十分に行うようお願いいたします。
ヒグマ出没情報の詳細はひがし大雪自然館へお問い合わせください。
5月25日(水)にユニ石狩岳及び石狩岳の登山口へ通じるシンノスケ迂回林道、5月31日(火)にニペソツ山幌加温泉コースの作業道の冬期通行止めが解除となりました。
ユニ石狩岳及び石狩岳の登山口へ通じるシンノスケ迂回林道、ニペソツ山幌加温泉コースの作業道が、冬期通行止めとなりました。
6月14日(金)ニペソツ山幌加温泉コース登山口に通じる作業道のゲートが解放されました。入林ポスト、簡易トイレ、携帯トイレ回収ボックスのある駐車場から、さらに2kmほど車で進入することができます。道路は狭く、カーブが多く、勾配が急で路面が荒れています。充分に注意して通行してください。
5月21日(金)、石狩岳シュナイダー登山口、ユニ石狩岳三股登山口に通じる林道のゲートが開放されました。
石狩岳シュナイダー登山口・ユニ石狩岳三股登山口に通じる林道(シンノスケ迂回林道)およびニペソツ山幌加温泉登山口に通じる作業道は、積雪のため2020年11月10日(火)より冬季通行止めとなりました。
各林道の入口ゲートが施錠してあり、登山口まで車で進入することができませんので、石狩連峰・ニペソツ山への登山を計画されている方はご注意ください。
林道の通行状況については、北海道森林管理局HPをご確認ください。
最新の情報は、十勝西部森林管理署東大雪支署(TEL: 01564-2-2141)までお問い合わせください。
沼の原から五色岳、沼の原分岐からニペ耳jp 、石狩分岐からヌプントムラウシ温泉などの登山道でササ刈りが行われ、登山道が歩きやすくなりました。NPO法人かむいのfacebookもご覧ください。
2020年7月3日~4日 ニペソツ山幌加温泉コース登山道状況(強風のため前天狗まで)
【登山道の状況】
・登山道は登山口から三条沼までぬかるみ。
・迷い平手前まではササ刈りがされており登山道は明瞭。
・前天狗手前の急斜面には雪渓が残る(100m程度が2ヶ所)。濃霧時は登山道が分からりにくいので注意。
急斜面には一部ロープが設置してあるが、雨天時などは滑るので注意。
・急斜面を登ってから前天狗までは岩場のためやや登山道が不明瞭。濃霧時注意。
・前天狗野営指定地及び前天狗手前のスペースに13張。
【開花植物】
・イワウメ・ショウジョウバカマ・ミネズオウ・エゾノツガザクラ・エゾコザクラ・コガネイチゴ・キバナシャクナゲが見頃。
・ミツバオウレン・オオバミゾホオズキ・ズダヤクシュ・タニギキョウ・キバナノコマノツメ・ツマトリソウ
・ツボスミレ・エゾミヤマハンショウヅル・イソツツジ・ヒメイソツツジ・チングルマ・ヒメイチゲ・オオタネツケバナ
・エゾヨツバシオガマ・コマクサ・タカネイワヤナギ・ミヤマキンバイ・イワヒゲ・カラマツソウ・ゴゼンタチバナ
【動物】
・ツツドリ・カッコウ・コマドリ・ノゴマ・キビタキ・コサメビタキ・エゾムシクイ・センダイムシクイ・ウグイス・ヒガラ
・キバシリ・ホシガラス・カヤクグリ・キジバト・アオバト・ヤマシギ・コゲラ・アカゲラ・アカハラ
・エゾナキウサギ・エゾシマリス
【野営指定地】
・最大でも15張程度しか張れないため、これからの時期混みあうことが予想されます。場所の譲り合いにご協力ください。
・テントの下敷きになったり、除けた石で踏みつぶされた高山植物を見かけます。動植物に配慮をお願いします。
・野営指定地には風を遮れる場所がありません。風が通り抜ける場所なので強風時は注意が必要です。
・携帯トイレブースあります(簡易トイレではありません)。携帯トイレをご持参ください。
※詳しい情報は、下の地図をクリックしてご確認ください。
9月18日~19日、ユニ石狩岳を十勝三股登山口から登り、ブヨ沼野営指定地に泊まりました。音更山、石狩岳を目指す計画でしたが、雪に見舞われ来た道を帰りました。
▲19日早朝、雪に覆われたブヨ沼野営指定地
標高1,400mほどのナキウサギの気配が感じられる岩の広場、ユニ石狩岳の山頂、ブヨ沼野営指定地の3箇所で、使用済みテッシュペーパーなどのゴミを発見しました。せっかくのきれいな景色を汚さないよう、ゴミは持ち帰りましょう。
ユニ石狩岳や十石峠からブヨ沼までの稜線には、コマクサが生育しています。岩陰や石の間に張り付くように根を下ろしています。岩や石をむやみに動かさないよう心掛けたいところです。
1,685mのピークにはテントを一張り晴れそうな場所がありますが、ここは野営指定地ではありません。強風にさらされるうえに水も得られません。ブヨ沼野営指定地は地形や樹林に護られ、やや風の強い日でも穏やかに過ごせますし、ブヨ沢を下ると水場があります。野営指定地には「水場150m」の看板が倒れていますが、実際には270mほどあります。この日も十分に水を得ることができました。
▲ブヨ沼野営指定地から眺める夕焼け(左)と水面に山並みを映すブヨ沼(右)
ご報告が遅くなりましたが、8月15日~16日に、ニペソツ山を幌加温泉コースから巡視しました。最終駐車場から山頂まで10.5kmに及ぶ、大雪山グレード4「大雪山の厳しい自然に挑む登山ルート」です。
三条沼までは何度もぬかるみが現れます。三条沼の手前、標高1,100m余りで沢が近くを流れ水が汲めます。迷い平と呼ばれる標高1,400m前後にもぬかるみはありましたが雨のない日が続けば水が引き落ち着きそうです。
標高1,540mで南面が切れ落ちた尾根の上に達します。遮るものなくニペソツ山の頂を望むことができますが、足元がえぐれるように崩れています。
前天狗の直前に標高差数十メートルにして浮石の多い急斜面があります。
ナキウサギやシマリスに出会いました。山頂にはフタマタタンポポやユウパリリンドウの姿も。
上士幌町ぬかびら源泉郷に位置する「ひがし大雪自然館」が2019年7月28日、オープン(2013年5月)から6年2か月で来館50万人を達成しました。
「ひがし大雪博物資料館」(上士幌町が整備)と「ぬかびら源泉郷ビジターセンター」(環境省が整備)が一体となった施設である「ひがし大雪自然館」では、大雪山国立公園の東大雪地域を中心とした自然・歴史などの情報の発信に加え、登山情報の発信も行っています。ぜひお立ち寄りください!
◆リンク先facebookの【ブヨ沼野営指定地~音更山~石狩岳シュナイダーコースの登山道&自然情報 20190709現在】の記事をご覧ください。
◆リンク先facebookの【ユニ石狩岳~ブヨ沼野営指定地の登山道&自然情報 20190708現在】の記事をご覧ください。
登山道上には雪渓がなくなっているようです。
国道273号線から登山口に通じる林道の入口が少しわかりづらいですが、交通安全の旗が目印です。