9月18日~19日、ユニ石狩岳を十勝三股登山口から登り、ブヨ沼野営指定地に泊まりました。音更山、石狩岳を目指す計画でしたが、雪に見舞われ来た道を帰りました。
▲19日早朝、雪に覆われたブヨ沼野営指定地
標高1,400mほどのナキウサギの気配が感じられる岩の広場、ユニ石狩岳の山頂、ブヨ沼野営指定地の3箇所で、使用済みテッシュペーパーなどのゴミを発見しました。せっかくのきれいな景色を汚さないよう、ゴミは持ち帰りましょう。
ユニ石狩岳や十石峠からブヨ沼までの稜線には、コマクサが生育しています。岩陰や石の間に張り付くように根を下ろしています。岩や石をむやみに動かさないよう心掛けたいところです。
1,685mのピークにはテントを一張り晴れそうな場所がありますが、ここは野営指定地ではありません。強風にさらされるうえに水も得られません。ブヨ沼野営指定地は地形や樹林に護られ、やや風の強い日でも穏やかに過ごせますし、ブヨ沢を下ると水場があります。野営指定地には「水場150m」の看板が倒れていますが、実際には270mほどあります。この日も十分に水を得ることができました。
▲ブヨ沼野営指定地から眺める夕焼け(左)と水面に山並みを映すブヨ沼(右)