然別湖周辺
東西ヌプカウシヌプリ巡視報告
更新日:2020/06/02 火 15:54:39
場所:東ヌプカウシヌプリ及び西ヌプカウシヌプリ
情報提供:大雪山国立公園連絡協議会事務局
- 東ヌプカウシヌプリ(令和2年5月26日巡視)
- 倒木 通行に支障となる倒木はありません。
- 残雪 北尾根の日陰に僅かに残るも数日のうちには消えるでしょう。
- ササ被り、そのほかの状況
- 直ちにササ刈りを行うべき箇所はありません。
- 標高1,050m付近に平成27年度に施工した段差処理は、全体を支えていたカバが外れ【写真1・2の赤色部分】、間詰めした材が抜け落ちています【写真1・2の水色部分】。残った支柱にもぐらつきがあります【写真1・2の黄色部分】。カバ材から抜けて危険な状態になっていたかすがいを一部撤去しました。
- その他
- マイヅルソウの芽吹き、ツバメオモトのつぼみ、コヨウラクツツジ、ヒメイチゲなどの開花が見られました。
- 切れ落ちたピンクテープ、飴袋などのほかにたばこの吸い殻を回収しました。
- 西ヌプカウシヌプリ(令和2年5月26日巡視)
- 倒木
- 1,205標高点と山頂の間に小径の倒木があり通行に支障となる枝を切り落としました。【写真3】
- 最長直下の岩場に接する針葉樹林に、手をついて潜ってもリュックをこする倒木があります。ピンクテープが巻かれているので以前からの倒木ですが、高さが低くなったかもしれません。今後さらに倒木の高さが下がると通行が困難になります。
- 残雪 最長直下の岩場に接する針葉樹林の中に凍り付いた残雪があります。日陰なのでしばらく残りそうです。
- ササ被り、そのほかの状況
- 直ちにササ刈りを行うべき箇所はありません。【写真4】
- 山頂から岩場の間で林床にササがなく落ち葉で埋まり下山時に登山道を見誤りそうな箇所が見受けられます。今後、灌木が葉を茂らせれば心配は無用になりそうです。
- その他
- 登山口から1,205mまでの間に青い粘着テープが数多く落ちていました。カバなどに巻き付けてマーキングしたようですが、残っているものがほとんどないことから短期間に効果が失われたと考えられます。
- タチツボスミレ(?)、ミヤマキンバイなどの開花が見られました。

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