7月26日(火)〜28日(木)、トムラウシ山短縮コース登山口から入山、南沼、双子池に泊まり、オプタテシケ山を経て白金温泉までを縦走しました。
三川台と双子池の間は、2020年8月に、NPO法人かむいさんがササ刈りを行なってくれました。それらの区間はまだまだ快適に登行できました。ただし、ハイマツ被りやナナカマドなど灌木の張り出しが旺盛なところも多くあります。足下が見づらいときは慎重に進み、朝露が降りているときは雨具の着用やザックカバーの装着をお勧めします。
南沼野営指定地では、流れが細くなり十勝岳寄りのテン場への流れ込みがなくなりました。これから水場は徐々に上っていきます。こちらは平年並みでしょう。
水場が心配なのは双子池野営指定地です。雪渓がすっかり小さくなり、すぐに消えてしまいそうです。2020年には8月でもテン場にも流水があったというのに、この日はテン場を離れて数分登らなければ流水は得られませんでした。オプタテシケ山から下ってくる場合、登山道横に雪渓が見られたなら、テン場へ入る前に雪渓尻から取水しておくのがよいでしょう。
双子池野営指定地からオプタテシケ山を仰ぎ見るも…
中腹から双子池野営指定地を見下ろせば…
美瑛富士避難小屋と登山口の間にも流水が見られる沢はありませんでした。
これらの方面へ計画のある方はご注意ください。