国立公園利用者の安全確保や自然環境保全の観点から、国立公園内でドローンを飛行させる際には以下の事項にご留意ください。

1.ドローンを飛行させる前に、飛行予定地域を担当している森林管理署や北海道に申請をしてください。

（飛行予定の7日以前に申請が必要な場合もあります。早めに準備をお願いします）

北海道森林管理局HP
国有林野内で無人航空機（ドローン、ラジコン機等）を飛行させる場合：北海道森林管理局 (maff.go.jp)

北海道上川総合振興局南部森林室ＨＰ
無人航空機（ドローン、ラジコン機等）を飛行させる場合 – 上川総合振興局森林室南部森林室 (hokkaido.lg.jp)

2.ドローンの飛行にかかる申請終了後、飛行予定地域を担当している環境省（大雪山国立公園管理事務所、東川管理官事務所、上士幌管理官事務所）にご連絡ください。

国立公園内でドローンを飛行させることについて、飛行区域や飛行日時等について確認させていただくとともに、大雪山国立公園内での飛行におけるルールをご説明します。

3. ドローンを飛行させる場合には、次のような影響が生じる可能性があることについて、ご留意ください。

国立公園は多くの方々が様々なルールを守って利用する場所です。ドローンを飛行させることによってほかの公園利用者に迷惑をかけることや自然環境に悪影響を及ぼすことのないよう、十分なご配慮をお願いします。

①自然景観への影響

• 国立公園内においてドローンの飛行により、騒音を発生させることは、開放的な空間、風などの自然の音、静けさ等の自然景観に悪影響を与えるほか、国立公園内でほかの利用者に対して不快の念を抱かせるおそれがあります。
• ドローンが不時着した場合に回収をお願いしていますが、登山道外に不時着し、回収不可能な場合には、回収前に前記2.の環境省の担当事務所へ連絡をお願いします。

②野生生物への影響

• 豊かな自然環境が保全されている国立公園には、様々な野生生物が生息・生育しており、我が国の生物多様性の保全上、極めて重要な地域です。このような地域でドローンを飛行させた場合、飛行の音に反応して、野生動物の本来の行動や生態を変えてしまうおそれがあります。また、ドローンで動物を追い回さないでください。

③他の公園利用者への影響

• 国立公園は多くの人が利用しています。利用者の多い地域や時期は、何らかの理由でドローンが他の利用者に衝突し、大きな怪我をさせるおそれがあります。また、他の登山者の通行を妨げないよう、狭い登山道を占有しないようにしてください。

4. 国立公園内において、環境省職員がドローンの飛行を確認した際、操縦している方に声をかけさせていただく場合がありますので、ご承知おきください。